コンポントム州のSra Sramr Primary Schoolへの支援訪問
11月14日(木)にコンポントム州のSra Sramr Primary Schoolへの支援訪問を行いました。
今回は、車での移動になりました。
プノンペンからコンポントムまでは3時間ほど。
前泊の宿は、SUNTUKにあるハピネスゲストハウス。
田舎の町の小さなゲストハウスですが、宿泊には問題ありません。
翌朝、朝もやの中を出発です。
こちらで朝食を食べました。
赤土の道を15kmほど進んでいきます。
40分ほどで、Sra Sramr Primary Schoolに到着しました。
教室数の足りない2部制の学校です。
先生方が校庭でお迎えしてくれました。
贈呈証を手渡しました。
お返しに、学校側からは、支援への感謝状が手渡されました。
今回は、同行したHavaiさんから、ノート、鉛筆、ボールペンを3つずつ全校生徒120名に配られました。
はにかみながらも喜びの顔を見せる生徒たちでした。
カンボジアの方にも、支援マインドの高い方がたくさんいらっしゃることに感謝します。
各教室を訪問すると、元気な子どもたちの姿が見られました。
交流活動では、ご支援者が七夕の話を生徒たちに紹介してくれました。
短冊に願いを書き込む生徒たちです。
どんな願い事を書いたのでしょうか。
校庭の木にしばり付けます。
高いところは、先生の手でしばってくれました。
さて、どんな願い事が書かれていたと思いますか。
多くが、学校の先生になりたいというものでした。
中には、担任の先生のようになりたいという願いも・・・。素敵なことですね。
ご支援者様と一緒に記念撮影。
彼らが、大きくなって次世代の人材を育てることを想像すると夢が膨らみます。
この後、ご支援者様は、シェムリアップへ。
ドライバーのチュンさんが、丁寧にご案内してくれて、大満足で帰国されました。
ご支援者様からの感想
私は初めてカンボジアに足を運び、残酷な歴史を学び、整備されていない道や、裸足で生活している人たち、生活費を得るために物を売る人たちを目にし、あって当たり前だと思っていたものもカンボジアにはなかったり、日本がどれだけ恵まれている国なのかということを実感しました。
旅行であれば、数ドルでこんなに贅沢ができるとついつい贅沢な旅にしていたと思います。
しかし、ボランティアという目的で訪れ、実際に学校に通うことでさえ喜びを感じ、貧しい生活をしている人がいるというカンボジアの現状を知ることで自分の生活を見直すきっかけになりました。
物があって当たり前ではなく、きちんとこの現状に感謝しなければいけない。
支援物資を1人1人に直接渡したとき、お礼をきちんと言える子どもたちを見てそう思いました。
そして、もっとたくさんの子どもたち、貧しい生活をしている人たちに不自由のない暮らしをしてほしい、できることをしていきたいと思いました。
貧しい生活を送っていても、感謝の心を忘れない子どもたちの明るさや心の豊かさに感動しました。
すぐに感想を送っていただき、感謝申し上げます。七夕の願い事を書き込んでいる子どもたちを見ながら、この子たちが将来どんな希望をもって生きていくのかを真剣に考えました。短冊に先生になりたいと書いた子どもたちが多いことに、この国の教育のすそ野が広がっていく期待感を持つことができました。