この学校は、6月に事前訪問をしています。
学校経営上、何かと問題を抱えている学校です。
校舎の老朽化が激しく、来年度は校舎を使用できないため、村の家を借りて授業を行うことになっているそうです。
過去記事にも取り上げているので、お読みください。

かなりの悪路です。

国道から、30分ほどこの道を走り続けて、学校に到着しました。

一見何でもなさそうな校舎ですが・・・・。

雨季には、校庭が湖に変わります。
壁のひび割れ。


新しい校舎の建設が必要ですが、その資金がありません。

大量の水が、地盤の土を流してしまい、基礎が弱くなっています。

そして、最も危険なのは、この床の裏にあたる部分。

コンクリート部分が剥がれ落ちて落下しています。

子どもたちは、日射を避けてここで遊んでいます。
危険ですね。

職員室にて、先生方に支援活動のご説明をいたしました。

90冊の図書と体育用具をご支援させていただきました。
支援証明書の贈呈です。

先生方全員との記念撮影。

次に、教室を訪問して、交流活動に入ります。

礼儀正しい子どもたちです。

ご支援者のお話に聞き入ります。


その理由は、彼女のソフトな声と準備していった資料に目が行っていたからです。

日本語のひらがなについて解説してくれました。







すべて手作りなのが素晴らしいですね。

真剣なまなざしで見つめる子供たち。

心を引き付けています。

次に折り紙を紹介しました。

何を作っているのでしょう。


迷っている子供には、自ら教えて回ります。

素晴らしいかかわり方ですね。



完成したのは、カエルです。

一枚の紙がジャンプする様子が面白かったようで、みんな楽しそうに遊んでいました。

最後に、ご支援者様に校長先生から感謝状が手渡されました。

図書を手にしての記念撮影。

すべての活動を通して、彼女の優しさがにじみ出ていて、それが子どもたちの心にも確かに伝わっていたのを見届けさせていただきました。
この後、近隣のStung Chhreng Primary Schoolにも、チアフルスマイルからご支援させていただきました。





贈呈証をお渡しいたしました。

帰りには、古都ウドンに立ち寄ってきました。

長い階段を上ると、絶景が広がります。

はるか彼方に地平線が見えます。

プノンペンへの帰り道、渋滞していた理由はこれ。

カンボジアでは、物資をバイク一台で運んでいます。

時々こんなことがあるのもカンボジアならではのことです。
通訳のブンヘンさん、運転手のハヴァイさん、共々大変にお疲れさまでした。
また、この学校訪問に対して、ご支援者並びに皆様からのご支援をいただき、心から感謝申し上げます。



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