コンポントム州Chhouk Rumduol-Choam Thnanh Primary School支援訪問
学校支援訪問の楽しさは、毎回違ったドラマが生まれることです。
今回のご支援者様は、体育会系のお若い学生さんでした。
ローカル市場で、タックアウパウを購入するご支援者様。
学生のうちに形のあるボランティア経験を積んでみたいという思いをもって、チアフルスマイルの「スマイルサポートツアー」にご参加いただきました。
2日目の午後に、バスでコンポントム州へ移動。
16時にセンチェーンホーンゲストハウスに到着。
空いている時間に、翌日子どもたちの前で披露するサッカーのリフティングを練習します。
ゲストハウスの屋上から見た広大なカンボジアの風景にしばし見入っています。
写真ではこの感動はなかなか伝えきれません。
夕食まで時間の余裕がありましたので、地元のマーケットを見学。
豊富な食材にびっくりしています。
翌朝、6時に学校に向けて出発です。
朝ご飯は、バイサイチュルーク。豚肉のせごはんですね。スープが出汁がきいていていい味です。
通訳のヘローさんとピース。
7時半に学校に到着しました。
校舎は、粗末な木張りの木造校舎でした。
支援の図書を紹介します。
また、今回、理科教材が不足していることを受けて、日本から方位磁針をお持ちいただきました。
支援者から校長先生に、贈呈証が渡されました。
そして、学校からご支援者に感謝状の授与。
職員室には、WTAから支援されたお米がありました。日本からも支援がありました。
各教室を訪問させていただきました。
驚くべきことに、この1年生の教室には96人の生徒が座って授業を受けていました。
先生もさぞかしご苦労が多いことでしょう。
隣の声がうるさいことが悩みだと先生方が言っていた意味が、教室を見てわかりました。天井が筒抜けなのです。
交流授業は4年生のクラスで行いました。
日本について、紹介しています。
子どもたちは日本についてほとんど知りませんが、関心は高いようです。
折り紙で紙飛行機を折りました。
巧みにボールを操って見せます。
上手にできた子供に大きな拍手が起こりました。
子どもたちは、ラグビーボールにも興味を持ったようです。
自分たちで、遊び始めました。
真ん中の子にボールを取られないようにパスをするゲームです。
子どもたちの読書活動を見せていただきました。
この学校の子どもたちも本を読むことが大好きなようです。
きっと、心が育まれていくことでしょう。
私は、この時間が一番心が癒されます。
校長先生が、手作りの簡易水道を見せてくれました。落下式です。
校庭で食べ物や飲み物を売っています。
初めは子どもたちとの距離を探っていたご支援者も・・・。
終わりには、子供の目線になって顔を向き合わせます。
これぞ、ボランティアマインドです。子どもたちの表情も柔らかくなります。
私は、その心に深く感動しました。
今回のご支援者様が活動を通して、ボランティアマインドを高められていくのを見届けさせていただきました。
たいへん良い支援訪問になりましたことを、感謝申し上げます。