カンボジアの生活

外国人としての中立的な立場

政治的な話題になりますので、先に一言。まず初めに、外国人である私には選挙権がありません。そして、支援のためにこの国に滞在しているわけですから、政治的には中立でいなければならないと思っています。なので、政党についてどちらか一方に寄った考えを持...
スタディツアー

第1期スマイルサポートツアー募集の締め切りは5月31日まで

カンボジアの学校教育の1年は、10月下旬に始まり、8月末で修了します。9月~10月は、日本でいえば、秋の行楽シーズンに当たりますが、カンボジアの学校では、生徒が長期のお休みになるために学校訪問を行っていません。現在、第1期のスマイルサポート...
カンボジアの生活

サービスを受けることが無料にはならないカンボジア

チップの意味外国には、チップを与えるという習慣があります。例えば、給仕・ホテルのポーター・ドライバーなど、直接お客様と接する業務の人々は元々低い所得で労働しています。ですから、彼らは当然のことながら、与えるサービスは受け取ることを前提として...
カンボジアの歴史

【170万人の虐殺】ポルポト政権が3年8カ月の間に行ったこと

1975年4月17日 人々は悪夢を見た1975年4月、ベトナム軍の支持を得たポルポト軍が破竹の勢いで、首都プノンペンに迫ってきました。ベトナムでの戦局が悪化していたアメリカ軍は、カンボジアからも撤退し始めていました。もはやこれまでと観念した...
カンボジアの歴史

1975年4月17日 ポルポト政権が生み出した負の遺産の始まりの日

この記事は、ポルポト政権が生まれた背景の続きとしてお読みください。フランス統治時代のプノンペン1970年代、プノンペンは、当時「東洋の真珠」と呼ばれ、アジアでも指折りの大都市でした。西洋風の建物におしゃれな街並み。市場には人が集まって、賑わ...
活動レポート

教科書を寄贈した学校からのメッセージ

先日、教科書60冊を寄贈したHun sen Mukda Primary Schoolから、ありがたいことに、写真とともにメッセージが届きました。この学校は、昨年、オーストラリアの支援で立派な図書室ができたものの、配置する図書がほとんどない学...
カンボジアの歴史

【忌まわしき虐殺の時代】ポルポト政権が生まれた背景

カンボジアの歴史を語るとき、誰もが大虐殺が行われたポルポト時代だけに目が向きがちですが、時代の流れには必ずその時の世界情勢が関わっています。そこで、ポルポト政権が台頭した理由を時代背景を含めて解説したいと思います。第二次世界大戦後のイデオロ...
カンボジアの生活

カンボジアの秘境「ロンサレム島」

カンボジアに、世界ではあまり知られていないリゾート、ロンサレム島があります。自然がそのまま残されている、秘境ともいえる島です。プノンペンからシアヌークビルまで、6時間ほどかけて、バスで移動します。シアヌークビルは、現在中国資本によるリゾート...
カンボジアの歴史

HANN CHEY Resort

コンポンチャムの町のセントラルから20kmほど、メコン川に沿って細い街道を北上していくと、左側の高い山頂にパゴダが見えます。そこに、小さな石でできた看板があり、300段ほどの階段が上に続いています。ありますが、あと数キロメートル進んだところ...
フェアトレード

カンボジアへの社会支援についての考察

NGO団体は、その性格上、社会的な貢献度が問われます。我々が、フェアトレードと称して行っていることもその一つではありますが、少しばかり性格が違っています。そもそも、フェアトレードは現地で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することに...