教員養成大学の保護者説明会
今年も12月から教員養成大学に約50名の教師の卵が入学し、養成コースの授業がスタートしました。
同時に、新入生とその保護者が集い、オリエンテーションが行われました。
約50倍の難関の選考をパスしてきた優秀な学生たちばかりです。
各科の教官たちが前に並びます。
学生たちが教員養成コースの授業や必要な取得単位、試験について説明を受けます。
そして、学生の保護者達から、具体的な質問を受けます。
学生たちの多くが遠く離れた田舎からここへ通うことができないために、下宿をします。
個人の負担を少なくするために、3人で部屋を借りることが普通です。
教師のエリートを育成するこのシステムは、現在これまでの2年制から4年生へと移行中です。
それにより、学生の学ぶ科目が増え、教師としての資質をより高めることにつながっていきます。
私がかつて残したものの多くは無形の教授法。
教官が在籍している限り、学生たちに伝わり、カンボジア中に広まっていくと信じています。