2019年教育実習終了後の報告会
2019年4月4日、教育実習を終えた2年生の活動報告会とその慰労パーティーがスバイリエン教員養成大学で盛大に行われました。
今年も、セイハー先生が中心となって、学生たちと共に連日連夜、準備をしてきました。
校内の装飾、生徒たちの舞踊の指導など、その気合の入れ方は半端ではありません。
私と先日会ったときも、夜9時に再び学校に出向き、深夜3時まで作業をしていたそうです。
日本の支援した建物である理数科棟も飾られています。
今年は、OPPOという携帯電話の会社からの寄贈もあったようです。
朝から、華やかな衣装に着飾った女学生たちが記念撮影をしています。
大学の教官たちです。
この報告会は、当地を管轄する寺院の僧侶、州知事、教育省の統括主幹、警察署長などを招待して行われます。
僧侶によるお祈りの時間。
式典は、厳粛な空気の中で行われます。
国王に敬意を表します。
私も、昨年ここに座っていましたので、空気感がよくわかります。
カンボジア教育の課題と展望、先生方への期待などをお話しされます。
この先生は、リコーダーがプロ並みに上手なんですね。
仮装した1年生たちとの民族舞踊。
そして、恒例のアプサラダンス。1年生が練習を積み重ねてきました。
毎年、出し物の担当は1年生と決まっています。
知事との記念撮影。
報告会では、教育実習の成績の良かった学生への表彰がありました。
そして、報告会終了後は、パーティー会場へと移動します。
左端の先生は、付属小の担任のコンラッ先生で、数学の研究授業に何度も参加していただきました。そして、それを教室の場で活用して、広げてくださった先生です。
学生たちが、踊りを披露し始めました。
州知事も踊りの輪の中に入ります。
パーティ会場は大賑わい。
私も招待されましたが、今年は出張と重なったために、残念ながら参加できませんでした。
乾杯をしてからでないと飲んではいけないというのが、カンボジアの習わしです。
おのずと輪が深まります。
先生方も盛り上がっています。
一気飲みは、世界のどこにもありますね。
この準備に一か月余かけて取り組んできたセイハー先生のご苦労に頭が下がります。
皆さん、本当にお疲れさまでした。
4月10日から、こちらはクメール正月に入ります。