ボランティアスタッフの内田有咲です。
カンボジアに来て約2か月になります。

英語をシェムリアップ州の職業訓練校や小学校で教えたり、オンラインで小学校の先生方にも教えたりしています。
カンボジアでの生活の好きな点がたくさんあります。
まず、部屋にいても外の音がよく聞こえるので、朝は鳥のさえずりや犬の鳴き声で目が覚めます。
朝日や夕日は燃えるようなオレンジで、これほど綺麗な太陽を日本で見たことがありません。

山など光を遮るものがないので、その分綺麗に見えるんだそうです。
文化やシステム面では、時間にあまり縛られない点、臨機応変にその場で物事が決まる点が印象的です。
時間ぴったりに何かが始まることは珍しく、例えば私の関わっている小学校の教室には時計がありません。
なので手動の鐘の音が授業開始の合図なのですが、担当の人が鳴らし忘れたのか、休み時間が終わっても教室に子ども達が全く戻ってこないことがありました。

初めて職業訓練校に行った際には、見学だけの予定が英語の先生が休みということで、即興で授業を任されました(笑)。
たまに焦りますが、このゆるりとした空気感が心地良いです。

そして最も好きなのが人と人との距離の近さです。
売店や屋台に行くと「店員とお客さん」というより「近所に住む知り合い同士」の距離感で接してくれます。
道を歩いていると「こんにちは」「ありがとう」などと日本語で声をかけられ、屋台でケバブやパンを奢られ、バイクが動かず困っていると見知らぬ人が直してくれます。
公共の場でも音を出して動画をみたり、近所中に聞こえる音量でおうちカラオケをしたり、閉塞感がないのも素敵だと思います。
活動内容の紹介も少し。

職業訓練校では10代後半から20代前半の方が、ホテルやレストランで働けるよう訓練を受けています。

皆貧困で小学校や中学校、高校を中退した子達です。

学ぶ意欲がとても高く、教えた内容を次の日に確認すると完璧に覚えてくれていたりします。

小学校授業の詳細はインターン生の方々が書いてくれているので割愛しますが、初対面でも何の警戒もなく数えきれないほどの子ども達がハグやハイタッチをしてくれた時には、これまでのインターン生による活動と信頼の積み重ねを感じました。

小学校の先生方を対象としたオンラインレッスンは、カンボジアの先生方自身で英語を教えることが出来ればより良いのでは?という思いつきからスタートしました。
現在11回目のレッスンを終え、新たなアイディアや課題、改善案が続々と出ているところです。

私はもうすぐ日本に帰国しますが、帰国後もこのレッスンは継続していきます。
最後になりますが、全面的に活動を支えてくださっている松田さん、細島さん、本当にありがとうございます。

たくさんの経験をさせていただき、たくさんの知見をシェアしていただき、とても濃い2か月となっています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたの心が愛で満たされますように、オークン。
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