アメリカの文化に満ち溢れているフィリピン
マニラに来て、真っ先に感じたことは、交通網が整っていること。
道路はよく整備されていて、走りやすいです。
高速道路も走っています。
次に、どこでも英語が通じるということ。
市街地のみならず、田舎に行って商店に行っても、外国人と見るや、たいていは英語で話しかけてきます。
そして、どこでも見かけるファーストフードの世界。
マックやバーガーキングをはじめ、ジョリピーというフィリピンでしか見られないお店もありました。
フィリピンは、アメリカが統治していた国ゆえ、その文化の影響を多分に受けているのでしょう。
最後に、私が最も目についたのは町中に走っているユニークな乗り物です。
その代表格は、ジプニーといわれる公共バスのような乗り物です。
軍用車のジープの荷台を長くしたような乗り物で、15人~20人くらいは乗れそうです。
ドライバーさんの手をご覧ください。ハンドルを持ちながら、おつりをいつでも渡せるように指の間にお札を挟んでいます。(笑)
料金は、10ペソ(約20円)と格安です。
次は、トライシクルという乗り物。
小型二輪のバイクにサイドカーを付けた乗り物です。
地面をはって進むような感覚がおもしろいですね。
料金は、距離によって違いますが、私は4kmほど走って120ペソ支払いました。
ドライバーさん、とても陽気な方でした。
実は、日本人にはあまり知られていないのですが、第二次世界大戦末期、ここマニラで日本軍とアメリカ軍による市民を巻き込んでの市街戦が起こり、フィリピン人10万人が亡くなっているという事実を付け加えておきます。
その時に、敗色の色濃かった日本軍が、現地住民に残虐行為を行ったことをフィリピンの人々は決して忘れてはいないということです。