深夜のボヤ騒ぎ
静まり返ったある日の深夜。
深夜に誰かの叫び声が戸外に響き渡りました。
ゴムの焦げるにおいがしました。
火災だとわかり、玄関口の消火器を持って、外へ出ると、すでに何人かの人々がパジャマ姿で外に出ています。
現場は数軒先の住宅でした。
2階からも黒い煙が噴き出ています。
炎は上がっていませんが、電気の配線がショートしているようです。
機転を利かせ、まずは配電盤のスイッチを落とします。
私は、消火器のピンを抜いて噴射の用意をしていました。
でも、炎の上がっていない状態ではかける必要がないので、私が躊躇していると、その家の方が念のために自分でたこ足配線部分に噴射していました。
消火器の泡の勢いはちょろちょろとしか出なかったため、実際の場面では使い物にならないことが分かってよかったです。
大家さんが新品に変えてくれることでしょう。
プノンペンの郊外の住宅街には、消火栓はありません。
万が一の火災に備えて、避難経路だけは確保しておくべきですね。