【目から鱗】カンボジア式バナナの皮の剥き方

人間の行動は、無意識のうちに行われる。

まさに、私が先日気が付いたことがこれ。

生まれてこのかた、バナナの皮は、上のへたの部分をパキッと折り、剥くものと思っていました。

カンボジアに来てからも、バナナの皮はそうするものと思い、いつも上からむきむき。

ところが、あるカンボジア人が、私の前で、上下さかさまに持って、下の部分から剥くではありませんか。

へっ?

それはありなの???

ところが、やってみると、いとも簡単に剥けるではありませんか。

上から、パキッと折って剥くことしか頭になかった私にとって、これはコペルニクス的転回。

そうか、初めてわかりました。

確かに、カンボジアのバナナは、日本で輸入されるフィリピン産とは違って、皮の水分含有量が多く、パキッと折れないのです。

だから、これまで、上から無理やり剥こうとすると、ぐちゃっとなってしまうことが多かったのです。

で、尋ねてみると、カンボジアの人は、皆、下から剥くのだそうです。

納得です。

ほんの些細なことですが、一つ賢くなりました。

(後記)

ちなみに、カンボジアのバナナは、粘度が高く、もっちりしているのが特徴です。また、糖分も比較的高く、口の中に甘みが広がります。こちらにお越しの際には、ぜひともご試食ください。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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