カンボジアでの10のあるある
日本ではちょっと珍しい「カンボジアでの10のあるある」。
目に見えやすいことから、見えにくいものまで、10個並べてみました。
これは、しきたりのようになっています。日本では、初めの一回きりですが、こちらでは誰かがグラスを持つたびに乾杯。その分、強制的に飲むことになりますので、カンボジア人と飲むときには、ある程度の覚悟が必要です。また、ビールは氷を入れて飲みますので、やや薄味です。
米ドルとカンボジアリエル。1$は4000リエルの固定相場。現地の人々は、安定しているドルを好みます。5000リエルを支払う時には、1$と1000リエルを組み合わせて支払うことが可能です。初めての方は、ややこしくてわかりにくいかもしれませんが、半年も生活すれば慣れます。コインがないので、財布が軽いのがありがたいです。
カンボジアの人は、ほとんどがサンダル履き。バイクに乗ってヘルメットをかぶっていても、足はサンダル履き。ちょっと、不似合いですが、南国ならではの習慣でしょう。私は指のけがが怖いので、常にシューズを履いて運転します。
クメール人の多くの肌は褐色。それだけに、女性は白い肌へのあこがれが強いです。フェイスブックで美肌の化粧品をよく販売していますが、結構売れ行きがいいようです。日本人の肌は黄色と言われますが、きれいだと思われています。
カンボジアは、仏教国だけに月に仏日が決められていて、その日にはお供え物のバナナやロンガンが飛ぶように売れます。たいていの人が、自宅でお線香をあげ、しめやかにお祈りをします。昔からの言い伝えを結構気にする人も多いようです。
怖がりのくせに、ホラー映画を見たがる人が多い。テレビでも、夜半の映画では、ホラーのような怪談映画が放映されています。
日本ではタバコ屋さんは、500mおきにしかないとか。しかし、ここでは薬局とか食料品店とかが何件も固まってお店を開いています。その理由は、持ち合わせていないものを補完し合うという連帯によるもの。例えば、バイク屋さんに行くと、部品がない時には、隣から持ってきたりします。
結婚すれば、日本では男の家に嫁ぐのですが、カンボジアはその反対。女の家に、男が住み込みます。そして、働き手として一家を支えます。カンボジアでは、女の力が強いと言われますがこんなところにも、それが表れています。女の子を授かるのは宝だと昔から言われていましたが、最近ではその習慣は崩れつつあるようです。
プノンペンは、交通量がとてつもなく多いのですが、お互いが節度を守って運転しているためか、めったに事故は起きません。交差点や追い越し時には、クラクションを日常的に使用しますが、それで文句を言い合っている姿を見たことがありません。日本なら、相手が怒りだすから、クラクションは鳴らせませんよね。
女のほうが感情的なのは、どこの国でもそうですが、感情を抑圧しないのがカンボジア女性。例えば、怒りについて言えば、血相を変えて怒り出す姿、相手への罵りが止まらない姿など、この目で何度も見てきました。普段は、シャイで控えめなカンボジアの女性ですが、一般的に感情を放出するのがカンボジア女性の特徴です。