【新型コロナ・オミクロン株】全世界の外国人“入国禁止” 感染力やワクチンの効果,第6波は?
(上記写真:Youtube ANNnewsCHより)
こんにちは。日本事務局のミヤコダです。
上の写真は,最近,南アフリカで発見され,ヨーロッパを中心とし,さらには香港,オーストラリア,カナダと世界各国に広まり始めている新たな変異株,オミクロン株についてのニュース.
また恐れていた事態が来てしまうのでしょうか...
(Youtube ANNnewsCHより)
日本政府はオミクロン株が確認された9か国からの外国人の入国を禁止していましたが,本日11月30日より,緊急避難的な予防措置として全世界の外国人の入国禁止を開始しました.
日本人等については,南アフリカなど9か国に加え,感染が確認されている14か国・地域から帰国する場合は,リスクに応じて一定期間の指定施設への厳格な隔離措置が必要となります.
そして,ワクチン接種者を含むすべての日本人の帰国者の自宅待機も14日間に引き上げられました.さらに,先週から日本への入国者の上限を一日5000人に引き上げていたのも,本日から一日3500人となりました.
今回の政府の決断は今までの変異株の時の緊急措置の決定のスピードをはるかに凌ぐもので,第6波への最大級の警戒が伺えます.
今のところはっきりとした感染力の強さについての報告はありませんが,ニュースなどの専門家の意見を聞くと,日本での最大級の感染爆発を引き起こした第5波の要因であるデルタ株のような感染の強さの可能性(あるいはそれ以上)も懸念されてます.
またワクチンの効果ですが,こちらは低下する可能性が指摘されています.
(Youtube ANNnewsCHより)
日本では,2回のワクチン摂取を完了している割合は,現時点で約9700万人,全人口の約77%になりますが,このワクチンというのは従来型のワクチン,つまり2020年の始まりに確認された最初の新型コロナウイルスに対するワクチンです.
そして新型コロナウイルスは変異株として刻々と変化していきますので,変異を繰り返していくにつれて,最初に開発されたワクチンの効き目は低下していくというデータがあります.
上の写真のようにデルタ株でもまだ十分な発症予防効果や重症予防効果はありますが,今回のオミクロン株はデルタ株の効果より低下する可能性がありそうです...
結論として,早かれ遅かれオミクロン株は日本に入ってくるでしょう.現に,南アフリカの隣国ナミビアから入国した男性が成田空港の検疫にてオミクロン株に感染したことが確認されています.
現時点で,早い段階から全世界からの入国を禁止した日本の国としての判断は,第6波を遅らせるための対策としては有効ですが,他国と同様,水際対策では100%防ぐことは難しい状況でしょう.
つまり,第6波を遅らせることはできますが,いずれ第6波は来る可能性が高いということです.専門家によれば,早ければ年内中にオミクロン株が国内に入り込み,感染力が強ければ2月から3月頃に感染のピークがくるという見解もあります.
WHOやCDCによるとオミクロン株の特徴(感染力やワクチンへの効果など)がはっきりしてくるのは2週間前後かかるとのことで,動向が気になるところです.
カンボジアも学校が再開し,日本も徐々に日常を取り戻してきている最中ですが,まだまだ安心はできない状況であることを感じました.引き続き動きを追っていきたいと思います.
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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