学校を変える原動力

2024年9月4日

私たち団体は、カンボジア教育支援のためにインターン制度を用いて、日本から優秀な人材を招き、英語の指導の補助を行っています。

これまでに、約150名の方がこのプログラムにご参加いただいております。

正直申し上げて、2021年開始当初は、英語を指導するだけで手一杯のところがありました。

指導方法や、子供への対応の仕方など、きちんとできていない状態で、子供に向き合っていたこともあります。

まだ、インターンといえども観光や遊び目的でカンボジアにやってくる学生さんもいたのも事実です。

現地の人と仲良くなって夜遊びに出かけてしまったり、バイクで事故を起こしたり、セルフィッシュな考え方で問題行動を起こしたり……。

我々は、現地の教育支援活動のために、何をどのように改善すべきかを真剣に考え、課題に向き合いました。

そして、徹底的な改革を行いました。

その効果が現れ始めたのが、昨年度の夏あたりからです。

主に改善点は3つ。

①インターンへの事前の指導を徹底すること。

②授業に専念できる環境を作り出すこと。

③安心して滞在できるホストファミリーを確保すること。

この3つが、確立されるようになってからは、インターンの皆様も、心の余裕を持って子供に向き合い、自ら持っている英語指導能力を遺憾なく発揮していただけるようになりつつあります。

それゆえに、現在コンポンスプー州4校とシェムリアップ州3校において英語の指導を行っておりますが、それぞれが自らの健康をきちんと管理し、真っ向から授業に向き合ってくださっています。

私が、いちいち現地に出向かなくても、きちんと指導が行われていると言う安心感に包まれています。

特に、事前のオリエンテーションにおいて、事細かな健康管理の方法を伝えているため、皆さんそれぞれが自覚を持って生活をされているように思います。

何といっても、健康であることが第一ですから。

そのインターンの方々が、英語の授業以外にも一生懸命取り組んでいることがあります。

それが、清掃活動です。

毎日1時間、無心に学校清掃に取り組んでいるインターンの方々です。

それによって、どんなことが起こるか。

例えば、上の写真のように、子供たちもインターンの方々と一緒にゴミを拾い始めます。

また、先生方が自ら進んで学校をきれいにするようになります。

ボンクナー小学校においては、ゴミを出さないようにするために、学校で販売するものにプラスチック容器を使わないようにする取り組みを始めました。

単に英語を教えるだけに留まらず、先生方や子供たちが自ら学校を良くしようと自立していく姿を生み出していくことができるんです。

確かに、学校建設のような支援に比べたら、形には残りません。

ですが、ゴミなんか拾っても、何もならないと思う必要はありません。

たった1人の取り組みが周りを大きく変えることもできる

ものではなく、心を残す。

これこそが、我々が目指す教育支援の形です。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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