地雷博物館の名前は、アキラーミュージアム
カンボジア国内には、数百万個の地雷がいまだに残されているといわれています。
シェムリアップの町から、バンテアイスレイに向かって車で1時間ほど走ったところに地雷博物館があります。
名前の通り、掘り起こされた地雷や兵器が展示されているのですが、主宰である館長のAKIRA氏の経歴に注目です。
彼のお名前を見て感じられた人もいると思いますが、アキラは日本の名前なんです。
いくつも名前を持っている彼が最後につけたのがこのAKIRAという日本名。
その名前が気に入り、この博物館名をこう名付けたのだそうです。
入り口に向かう通路の両脇には、ミサイルの実弾が展示されていて、思わず肝を冷やされます。
館長のAKIRA氏の願いが書かれています。
地雷は、「LAND MINE」と呼ばれます。
対人用地雷と対戦車用地雷があり、国内に埋められている多くの地雷は対人用の直径15cmほどの小型のものです。
足で踏むと垂直方向に爆裂し、敵を殺傷する兵器です。