2022年度Preyboeng小学校の始業式に出席
2022年1月10日(月)Preyboeng小学校の始業式にご招待を受け、出席してまいりました。
それぞれ、1学年進級しています。
カンボジアには、屋内体育館のような施設はありませんので、この木陰の場所で行います。
常日頃、学校に出入りしている関係で、私の顔もほとんどの生徒たちに知られています。
実は、もう慣れっこになっているんですが、・・・。
ここへ来ると、基本、誰からもロックルー(先生)と呼ばれます。
一般的に日本でもそうですが、カンボジアでは、人にものごとを教えるとりわけ先生のような職業のステータスは高いのです。
例え現職ではなくても、先生と呼ばれることは、一生避けられないような気がします。
(笑)
まあ、こちらでは、コントロールできないことなんですけどね。
インターン生の方々も、こちらに来たら必ずそう呼ばれますので、承知しておいてください。
式の開始は、朝7時半ごろ。
全教職員、地域コミューンの長、そして私とサラットさんが呼ばれました。
保護者の皆様方も周りで見ています。
日陰のスペースが少ないためにやや人と人の距離が取りにくいですね。
副校長のチャントリー先生が、マイクを片手に、子どもたちに様々な指示を出しています。
チャントリー先生、学校でも先生方のリーダー役としての存在感を発揮していらっしゃいます。
子どもたちへの指示が明確で、実際にその指示通りに子どもたちが動きますので、見ていて気持ちいいです。
始めは、国歌斉唱。児童代表の子どもの声に合わせて、斉唱します。音楽があるといいですね。
校長先生の2022年初頭のお話の中で、まず現在のコロナの状況の中で、手洗い・マスクの着用などを行う3つのDoと3つのDon’tについて伝達されました。そして、トイレをきれいに使うことや今年から英語の課外授業が始まることの紹介などをしていただきました。
少し緊張しながら話を聞く生徒たち。
ワクチン接種カードを首にかけています。
この子は、2回接種済みだとわかります。カンボジアでは、カード携帯義務がありますので、ご注意ください。
次に、教務のチャンティー先生が、首相からのメッセージを読み上げました。これは、全国の学校で一斉に首相の言葉として伝えられるもので、日本の学校にはない方法ですね。
「昨年は、長らく学校閉鎖されていて、未だコロナの心配はありますが、皆さんは健康に気を付けて、しっかり学びを修める年にしてください。」
と言うような内容です。
私からも、一言ご挨拶をさせていただきました。
生徒代表の言葉。
700人の生徒が一か所に集ったところを見るにつけ、昨年まではこの数の生徒数で4つだけのトイレだったことを思い浮かべました。
おかげ様で、今は10個になりました。
併せて衛生標語に採用された生徒への表彰式も行いました。
壁に名前が残ることは、子供にとっても大変名誉なこと。衛生教育促進への効果も期待できます。
教育環境の改善をしながら、今後子どもたちの学びの向上のために先生方と共に取り組んでいこうと思います。
リタ先生が産休のため、新しい先生がお一人加わりました。サラン先生は英語ができるお若い先生です。また、改めてご紹介します。
同じ日に、近くのChan Thnal中学高校でも、始業式が行われました。3階建ての新校舎が完成しています。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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今日もあなたに英知が泉のように湧き上がりますように、オークン。
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