各航空会社の受託手荷物許容範囲の比較
はじめに受託手荷物と機内持ち込み手荷物の2つの違いをご説明します。
受託手荷物については、2019年度に多くのアジア路線の会社が重量規制の緩和を行っていて、20kg➡30kgになったりしています。
乗り換えがあっても、基本到着地まで、受託手荷物は届きます。自分が乗る飛行機と共に貨物室の中に持ち込まれて運ばれていると考えてください。
サイズには規制がありますので、まずはケースの3辺をメジャーで計測してみましょう。
無料で運べる重量範囲内なら、使わない手はないということね。
体重計にトランクを持ったまま重量を計測し、自分の体重を引けば、重さが簡単に計算できるわ。
重量オーバーの場合には、kg当たりの超過料金を支払うことになるので、1~2kg少なめになっていると安心です。
各荷物には、大きさ制限があります。おおむね以下のサイズが基準になっています。
*各航空会社によって、細かな規定がありますので、心配な場合には各社HPにて事前に確認をしておくとよろしいと思います。
下の表は、日本~カンボジア便が就航している主な航空会社の荷物に関する規定です。
(2019年10月8日現在の情報)
航空会社 | 受託手荷物個数 | 重量 | 機内持ち込み手荷物 | 重量 |
ANA | 2 | 合計23kgまで | 身の回り品(ハンドバックや軽いカバン)以外に1つ | 身の回り品を含めて10kg |
香港航空 | 2 | 合計30kgまで | 1 | 7kg |
キャセイパシフィック | 2 | 合計30kgまで | 1 | 7kg |
キャセイドラゴン | 2 | 合計30kgまで | 1 | 7kg |
マレーシア航空 | 2 | 合計30kgまで | 身の回り品(ハンドバックや軽いカバン)以外に1つ | 身の回り品を含めて7kg |
大韓航空 | 1 | 23kg | 1 | 12kg |
アシアナ航空 | 1 | 23kg | 1 | 10kg |
タイ航空 | 制限なし | 合計30kg | 身の回り品(ハンドバックや軽いカバン)以外に1つ | 身の回り品を含めて7kg |
ベトナム航空 | 1 | 23kg | 1 | 12kg |
中華航空 | 制限なし | 合計30kg | 1 | 7kg |
中国東方航空 | 2 | 23kg | 1 | 10kg |
中国南方航空 | 2 | 23kg | 1 | 5kg |
Air Asia | *別途料金 | 2 | 7kg |
往路・復路共、チェックインカウンターで確実に荷物の重量とサイズを計測されますので、上記表の範囲内に収まるように梱包してください。
あと、帰りに荷物が多くなる傾向がありますので、行きの荷物をあまり詰め込みすぎないようにしておくとよいでしょう。
私のやり方ですが、下着類や身の回り品などは、廃棄寸前のものを持っていき、現地で処分してくると身軽になって帰ってこられます。
カンボジアは、冬着が必要のない国ですから、3泊4日程度でしたら、機内持ち込みができる小型のスーツケースとリュックだけでも十分だと思います。
ちょっと恥ずかしい経験ですが、LCCを利用したときに機内持ち込み荷物が7kgをオーバーしていて、衣服を重ね着してパスした経験があります。
いかがでしたか。
事前に規定を熟知し、対策さえしておけば、不安なく飛行機に乗れますよね。
不明な点がございましたら、上記のアジア便はほぼ利用した経験のある私本人にお尋ねください。
mail@jecsa-cambodia.org 担当:松田