価値観とワーカーの思いが一致したときに生まれる一つの支援

2019年12月11日

工場労働者であるワーカーさんたちは、少ない月収を補うために副業として、この刺繍ワークに取り組んでいます。

しかし、これは、技術と根気を要する仕事なので、誰でもできるというわけではありません。

田舎に仕送りしている中で自分の生活を少しでも楽にしたいという思いが、彼女らの作業を支えます。

どんな作品でも、見る人に何らかの感動を与えない限りは、その価値は生まれません。

今回のご支援者様は、偶然にも刺繍作品がお好きで、芸術への理解が深い方でした。この作品の価値を感じていただき、アンコールワットを描いた作品をご購入いただきました。

製作者は、HPのトップでも紹介しているこの方です。

彼女は、ワーカーの中でもトップクラスの手先の器用さがあり、均一な刺繍の縫い方により、どんな作品にも彼女の命が吹き込まれます。

そして、もう一枚。

これは、カンボジアの田舎の生活を表現した美しい作品です。たいへん丁寧に縫い込まれていて、芸術性が高い作品です。

こちらが、製作者です。身重の体で、縫い上げてくれた作品です。

お気に入りの場所に飾って、子どもたちと触れ合ったカンボジアの支援活動を思い出してくださいね。

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